3月17・18日に「京都伝統産業青年会展 伝承」を開催した様子です。
会場となった旧三井下鴨別邸は下鴨神社のそばにある三井家の別邸です。
ここでは去年に引き続き2年目の開催でした。
同会の開催自体は21年目です。
17・18日は「伝統産業の日」ということで、市内ではたくさんの伝統産業関連の展示会や催しがありました。
伝青での活動も4年となり、毎年様々な展示物に出会います。
副題の「伝承」とは、時代を超えて変わらないものという意味があります。
「伝統」とは時代とともに変わり、刷新されていくもの。私たちは普段は「伝統」を仕事にしていますが、今回は古式ゆかしい作品がお目見えしました。
また、18日には美術家 川尻潤さんをお迎えして伊藤南山会長ととの[ スペシャルトークセッション ]「伝統産業を切る -京都にモノ申す-」を行ないました。
私も司会進行を仰せつかりました。
そんなこと言っていいの!?というような厳しい(私たちにとっては面白いんですが)トークでした!ヒヤヒヤしながらの司会…楽しかった!
このトークでも出ましたが、伝統産業を活性化する為に新しいものを作るのも大切ですが、伝統産業が生きていく文化を育む事も大切ですね。
会場内ではお茶の先生によるお茶席も設けていました。
お茶の世界って、人が人を尊重し合う心が作法に現れているそうです。
文化を育む…形式だけではなく、その心を育めたらいいのですね。
この2日間は色んな会場を回り様々な着物を拝見しました。
やっぱり、友禅はいいですね〜。
たくさんの方にご高覧頂き、ありがとうございました。
伝青のHPでは職人によるPR動画が見て頂けます!
職人って、かっこいい!そう思ってもらえる動画です。
さて、今月から本格的に総会準備が進んでいます。
毎年の事ながらやること一杯。総務の華の事業ですw
今後は伝青の活動もちょこょこ載せられたらと思います。