イベントが終わってしまった。
楽しい文化祭が終わってしまった様な気持ち、失敗を挽回出来る場のない後悔とも反省とも取れる気持ち、様々な想いが絡んだまま、3月23日、無事に千秋楽を終えました。
まずはたくさんの方にご来場賜り、ありがとうございました!
特にご家族連れにたくさん来ていただきました。土日はマルシェもあり、ワイワイとした雰囲気はこちらも楽しく運営できました。

今回、神社仏閣をもっと身近に実行委員会としては大原野神社のライトアップに続く2回目の開催イベントでした。
約1年の紆余曲折と延期を経て、イベントを開催するということがこんなにも困難な時勢に、たくさんの方のご協力を得られたのは今年一番の幸運です。
個人的には久しぶりにプロのイベンターの方とご一緒させていただいて、テキパキとした段取りや器用さに興奮しました。
そうした方の仕事ぶりを見て、自分の現場力のなさが前述した「失敗を挽回〜」の気持ちに繋がります。
もし一人でやる事業だったらここで心折れていたかもしれませんが、幸いなことに私たちはチームなので。楽しい打ち上げを経て、もっともっとおもろいイベントを作ろう!という欲求に繋がっています。


今回のキャッチフレーズは「愛がエンタメで文化を照らす」でした。
絵本に描かれた愛の物語と千年前から続く神社に共通する「ずっと変わらないもの」とは?自画自賛なんですがとっても良い切り込み方だったのかなと思います。
空間デザインをしてくれた恩師・関本徹生先生は庁屋内の什器を北極星と北斗七星に配置しました。愛と宇宙、神社が繋がる演出でした。
先生がこの演出をSNSで「感じ取って欲しいね」と言っており、私なりに考えたんですが、神降ろしの装置だったのでは?と思います。
大掛かりな意味ではなくて、ハレの演出だったのかと思います。

とても大きなイベントを終えて、今は満身創痍ですが新たなる出発の地点に断っているのを感じます。
文化とは?信仰とは?ということをもっと掘り下げていき意味のあるイベントを作りたいと思います。